ウルブズのアンソニー・エドワーズに“2年目のジンクス”は関係なし「僕はMVPになろうとしている」

ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズに、“2年目のジンクス”は関係ないようだ。弱冠20歳の若武者は、MVPを目指して奮闘を続けている。 2020年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたエドワーズは、ルーキーイヤーで全72試合に出場して平均19.3得点、4.7リバウンド、2.9アシストの好成績をマーク。しかし、新人王は平均15.7得点、5.9リバウンド、6.1アシストを挙げた同3位のラメロ・ボール(シャーロット・ホーネッツ)に譲る形となった。 それでも、『NBA.com』のマーク・メディーナ記者によれば、エドワーズ自身は新人王を獲得できなかったことは「気にしていない」という。 「メロ(ラメロ・ボール)が獲得して嬉しいよ。僕らのドラフト組は良くないと言われていた。新人王を獲得できなくても悩むことはなかった」 2年目を迎えるにあたっては、夏のオフシーズンにウェイトトレーニングを取り入れ、肉体強化を徹底。2部練習にも臨み、シュート力を磨いた。エドワーズは「ルーティンが大きな違いをもたらした。まだ始まったばかりだけど、僕にとっては大きなことだ。これが自分のゲームを上のレベルに引き上げてくれることを願っている」と語る。 エドワーズは今季ここまで11試合に出場して、リーグ12位の平均24.4得点を記録。これは大黒柱のカール・アンソニー・タウンズ(平均23.5得点)を上回る数字で、そのほかの主要スタッツでも6.0リバウンド、3.3アシスト、1.5スティールと成績を伸ばしている。 「僕はMVPになろうとしている。これまでずっとアンダードッグ(下馬評が低い人)だった。毎日競い合い、ベストバージョンの自分になり、チームを助けられるように努力するためにここにいる」 ウルブズの2017-18シーズン以来のプレイオフ進出は、エドワーズの出来に懸かっていると言っても過言ではないだろう。

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