マイアミ・ヒートのジミー・バトラーはチームの“ハート&ソウル”を担い、ストイックに成長を追い求めることで知られる。『GQ』のインタビュー内で、トップ選手としてのコンディション維持を支える食生活について明かしている。 バトラーは2019年にフィラデルフィア・76ersからヒートに加入。初年度は抜群のリーダーシップでチームをNBAファイナルに導くと、昨季も平均21.5得点、6.9リバウンド、7.1アシストを記録するとともに、スティール王(平均2.1本)に輝いている。 ヒートは今夏、トロント・ラプターズから司令塔カイル・ラウリーを獲得。バトラー自身も4年総額1億8400万ドル(約210億円)のマックス契約で契約延長を結び、「このチームには、カイル(ラウリー)、バム(アデバヨ)、PJ(タッカー)、マーキーフ(モリス)、ダンカン(ロビンソン)、タイラー(ヒーロー)と才能ある選手がいる。チャンピオンシップを勝ち獲るのに十分な力があると思う」と新シーズンに期待を寄せている。 一方で、バトラーはインタビュー内で食生活についても回答。「オフシーズンはハムをあまり食べない。鶏肉、ポテト、緑の野菜が欲しい。フレンチトーストを食べるなら、シリアルはまぶさず、プレーンがいい」としつつ、自分の中での“ルール”を明かしている。 「海外やほかの国にいる時はその文化に倣う。赤身の肉や豚肉は食べない。制限がなければ食べるけどね。ほかの文化に関しても多くを学びたいから、海の幸を含めてなんでも食べる。シーズン中はアルコールを飲まないね。ノーフリルダイエットか? チポトレとか、ご飯、鶏肉、豆、レタス、アボカドが毎日食べられればそれでいい。フルーツとチキンサラダも好きだ。(個人トレーナーの)ジェームズ・スコットが毎朝冷たいオート麦を食べているのも気になるね」 自らの設定したルールの下、食事制限や鍛錬を徹底しているからこそ、バトラーは32歳となった今もリーグトップレベルに君臨していると言えそうだ。