昨季、優勝候補に挙げられていたブルックリン・ネッツは、カイリー・アービングやジェームズ・ハーデンらの負傷もあり、プレイオフではミルウォーキー・バックスにカンファレンス準決勝で敗れてしまった。しかしハーデンは、新シーズン向けてチームに手応えを感じているようだ。 『Sports Illustrated』のインタビューで来季の優勝について問われたハーデンは、「全力で挑めばどのチームも自分たちを倒せない」と断言した。 ハーデン、アービング、そしてケビン・デュラントのビッグ3が健在であれば、それだけでネッツは十分優勝争いに食い込める。そこに、ジョー・ハリス、再契約したブレイク・グリフィン、FAで加入したパティ・ミルズら実力派が揃うのだ。ロスターの顔触れがリーグトップクラスであるのは、疑いの余地もないだろう。 懸念はシーズンを通して大きな怪我、長期離脱を回避できるかだ。ハーデンも「自分たちは集中しているし、何をしなければいけないか分かっている。一番大事なのは健康でいることだ」と語っている。昨季のプレイオフでハムストリングを痛めていたハーデンは、今オフはコンディショニングを重視しているようで、リハビリも順調に進んでいるそうだ。 怪我という最大の敵に打ち勝ち、来季こそリーグの頂点に立てるか。