「正しい発言ではありませんでした」ラプターズのゴラン・ドラギッチがファンに謝罪

カイル・ラウリーらが絡んだサイン&トレードで、マイアミ・ヒートからトロント・ラプターズへ移籍したゴラン・ドラギッチが、トロントのファンに謝罪した。 事の発端は母国スロベニアで受けたインタビューだった。ヒートへの思い入れと結びつきが強かったドラギッチは、今回の移籍について「トロントは希望する行き先ではなかった。自分の志はもっと高いんだ」とコメント。35歳のベテランにとってこれから再建に取り組むチームへの移籍は気が進まなかったのだろうが、この発言はSNSによって拡散され、ラプターズファンから反感を買ってしまったのだ。 そうした反応を知ったドラギッチは、別のインタビューで「トロントのファンの皆さんに謝罪します。正しい発言ではありませんでした。皆さんがチームを愛していることは知っていますし、チームを誇りに思うべきですし、ラプターズはNBAで最高の組織のひとつです。チームは優勝していますが、自分は優勝していません。自分の発言は本当に不適切でした」と謝罪した。 また、前のインタビューでは「自分は7年マイアミで過ごし、家族もいるからトロントよりマイアミの方が望ましい」という意図だったものの、正しく伝わっていなかったとしている。 ドラギッチは2021-22シーズンが契約最終年となっている。チームには同じポジションにフレッド・バンブリートも在籍しており、ドラギッチがどのように起用されるのか注目だ。

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