ポートランド・トレイルブレイザーズのノーマン・パウエルが、プレイヤーオプションを破棄してオフに無制限FAとなるようだ。『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者が報じている。 28歳のパウエルは、トロント・ラプターズ在籍時の2018年に4年4200万ドルの契約を結んでおり、契約最終年に付与されたプレイヤーオプションを行使すれば、来季ブレイザーズから1161万5328ドルを受け取ることができた。 パウエルは今季途中にギャリー・トレントJr.、ロドニー・フッドとのトレードでラプターズから加入。移籍後は27試合すべてで先発出場し、平均17.0点、3.3リバウンド、1.9アシストを記録した。飛躍を見せるスウィングマンにとって大型契約を手にする絶好のチャンスなだけに、FAマーケットに打って出るのも納得だ。 今夏の注目株の1人となるのは必至だが、ブレイザーズはパウエルがオプションを破棄するのを想定していたようで、その上で再契約に向けて動くと見られている。左足首の手術を受けて無期限離脱中のザック・コリンズにクオリファイングオファーを出していないので、そこで浮いた資金をパウエルに充てる可能性が高い。