7月16日、バスケットボール男子日本代表はサイデン化学アリーナでベルギー代表とエキシビションマッチを行ない、87-59で勝利した。八村塁(ワシントン・ウィザーズ)はチームトップの24点、渡邊雄太(トロント・ラプターズ)は同2位の15点を記録している。 ワールドカップ以来の代表戦となった八村は、序盤から積極的にシュートを狙い、プルアップジャンパー、3ポイント、ダンクなど様々なパターンで得点を積み重ねた。わずか18分49秒の出場時間で、2ポイントを9本中7本、3ポイントを5本中2本、フリースローは4本すべて成功。加えて6リバウンド、2アシストも記録している。 チーム2位の24分45秒プレイした渡邊も2ポイント、3ポイントともにそれぞれ4本中3本沈めている。ベンチに下がっている間もコートサイドに立ち、チームメイトを鼓舞し続けた。また、八村と同じく久々に代表でプレイした馬場雄大も7リバウンドと持ち味を発揮している。 約6週間ぶりの実戦となった八村だが、試合後の会見では「いい感じで(試合に)入れました。ディフェンスでも第1クォーターで11点しか与えず、いい出だしだった」と振り返った。また、チーム内では若手だが「経験は豊富。チームにもアドバイスできると思う」と、プレイ以外でも代表を牽引していく覚悟を示した。 日本代表は18日にフランス代表と最後のエキシビションマッチを行ない、オリンピック本番を迎える。