『AP通信』は、アトランタ・ホークスがネイト・マクミラン暫定HCを正式にヘッドコーチとして採用することで双方合意に至ったと報じた。チームからの正式発表はまだないが、ホークスのトラビス・シュレンクGM(ジェネラルマネージャー)は「契約書をまとめているところ」とコメントしている。 シュレンクGMは契約の内容については明かしていないが、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、マクミランとの契約は4年だという。 シュレンクGMはマクミランHCの一貫性を高く評価しており、「前日に言ったことと反対のことを言ったりすると、信頼を得るのは難しい。しかし彼の場合はそうしたことがないから、選手たちは彼を受け入れた」と今季の成功について語っている。 56歳のマクミランHCは14勝20敗の時点で解雇されたロイド・ピアース前HCに代わり、暫定HCとしてホークスを率いた。若手の多いロスターを見事掌握すると、チームはそこから急浮上。就任後チームは27勝11敗と勝ち越し、イースト5位でプレイオフに駒を進めた。その後もニューヨーク・ニックス、フィラデルフィア・76ersと上位シードを次々と破って、ついにはカンファレンス決勝に進出。ミルウォーキー・バックスに敗れたものの、NBAファイナルまであと一歩という所までチームを導いた。