バックスのミドルトン&ホリデー、東京五輪に出場するアメリカ代表へのコミットに言及「簡単な決断だった」

東京五輪に出場する男子アメリカ代表は、日本時間6月24日にUSAバスケットボールのマネージングディレクターを務めるジェリー・コランジェロがメンバー12名を『ESPN』に伝えた。ミルウォーキー・バックスからはクリス・ミドルトンとドリュー・ホリデーが名を連ねたが、プレイオフ真っ只中でもコミットの決断に迷いはなかったという。『AP通信』のティム・レイノルズ記者が伝えた。 今回のメンバーはバックスの2名のほかに、五輪経験者のケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、ドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・ラブ(クリーブランド・キャバリアーズ)のほか、ブラッドリー・ビール(ワシントン・ウィザーズ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)、ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ)と豪華な顔ぶれが並んだ。 バックスはカリーム・アブドゥル・ジャバー、オスカー・ロバートソンが在籍していた1970-71シーズン以来のリーグ優勝を目指し、アトランタ・ホークスとのカンファレンス決勝を戦っているが、ミドルトンとホリデーは五輪出場のコミットはプレイオフには影響はないとしている。 2019年のFIBAワールドカップに出場(全8試合に出場してチーム5位の平均9.9得点)したミドルトンは、「僕たちは今、チャンピオンシップを争う戦いの真っ只中だ。シーズン以外のことを考えるのにはある程度時間がかかるから、少し大変だったのは事実だけど、コミットするのは簡単な決断だった」と語った。 また、妻が五輪金メダル獲得の経験を持つホリデーも、「目の前のことに集中する。それが僕のフォーカスしていることで、NBAファイナルに進出した場合はなおさらだ。実際にプレイしてオリンピックを体験できるのはクールだと思った。自分の国のためにプレイするのは光栄なことさ」と前向きなコメントをしたという。 ミドルトン、ホリデー、ブッカーはカンファレンス決勝中で、シーズンが終了次第の合流予定。アメリカ代表は7月7日(同6日)にラスベガスでキャンプを開始し、7月25日(同24日)に本選初戦で強豪フランスと対戦する。

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