日本時間6月15日(現地14日)、フィラデルフィア・76ersはアトランタ・ホークスとのカンファレンス準決勝第4戦を戦い、100-103で敗れた。 この日の76ersは大黒柱のジョエル・エンビードが絶不調だった。エンビードは17得点、21リバウンドを記録したが、試合残り8.8秒に逆転を狙って放ったレイアップを含め20本中16本のシュートをミスした。 プレイオフ1回戦で右ひざ半月板を部分断裂したエンビードは、怪我が第4戦のパフォーマンスに影響したと語った。試合後のコメントを『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が報じている。 「(逆転を狙ったレイアップは)素晴らしいチャンスだったが,跳ぶことが出来なかった。ファウルもされたと思うけど、いつもああいった場面ではダンクを狙う。でも跳べなかったんだ。タフだよ」 シリーズ最初の3試合では平均35.3得点、10.3リバウンドという圧倒的な成績を残していたエンビードだったが、第4戦では試合途中にロッカールームに戻り状態をチェックするなど、ひざの痛みに苦戦。試合後半は12本すべてのシュートを外し、チームを勝利に導くことが出来なかった。 エンビードの怪我はシリーズの行方を大きく左右するポイントになる。17日(同16日)に予定される第5戦では、第4戦のパフォーマンスを払拭するプレイを見せられるか。