ニューヨーク・ニックスのデリック・ローズが、日本時間5月29日(現地28日)にステイトファーム・アリーナで行われたアトランタ・ホークスとのプレイオフ1回戦第3戦に先発出場した。ローズはチームトップの38分54秒プレイして、ゲームハイの30得点(フィールドゴール13/21、3ポイント3/5、フリースロー1/1)、6リバウンド、5アシスト、1スティールを記録。試合は105-94でホークスが勝利している。 第1戦、2戦ともに途中出場から17得点、26得点を挙げていたローズは、この日スターティング5に名を連ねた。2011-12シーズンに左膝前十字靭帯を断裂して以降、度重なる故障に苦しんできたが、『Elias Sports』によれば、シカゴ・ブルズ時代の2015年5月15日(同14日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス準決勝第6戦以来となるプレイオフでのスターターになったという。 ローズは序盤から果敢にドライブを仕掛け、チーム最初の19得点中11得点を挙げる好スタート。守備ではホークスの得点源であるトレイ・ヤングとマッチアップした。しかし、第2クォーターに5-22のランを食らって瞬く間に逆転されると、後半は一度も追いつけずに二桁得点差で敗れた。 ニックスは今季MIP(最も成長した選手)に輝いたジュリアス・ランドルが14得点(フィールドゴール2/15)に終わるなど、ローズ以外の選手がフィールドゴール16/60と低調だったのが響いた。 一方のホークスは、ヤングがチームトップの21得点を記録したのをはじめ、スターター全員が二桁得点。チーム全体のフィールドゴール成功率も51.9%と高数値だった。 ホークスが2-1とリードしたこのシリーズの第4戦は、5月31日(同30日)にホークスの本拠地であるステイトファーム・アリーナで行なわれる。