屋外のイベント参加でプロトコル違反判定のレブロン・ジェームズ、出場停止処分の可能性は米記者否定

NBAのスポークスマンは日本時間5月22日(現地21日)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがリーグの定めた新型コロナウイルスのヘルス&セーフティープロトコルに違反していたことが分かったと『ESPN』に明かした。同局のデイブ・マクメナミン記者が伝えている。 ジェームズは5月20日(同19日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレイイン・トーナメント前、自身が出資するテキーラブランド「Lobos1707」のイベントに参加。SNSで公開されている写真には、ラッパーのドレイク、俳優のマイケル・B・ジョーダンらのほかに、マスクを着けていないジェームズの姿が確認できる。屋外のイベント参加のためにはワクチン接種証明書、直近の陰性結果を提出しなければならないとされているが、ジェームズは自身がワクチンを打ったかどうか明確な回答はしていない。 NBAのスポークスマンは「(ジェームズは)リーグのプトロコルに違反しており、ほかの事例同様に、チームとともに対応しなければならない」と語っているという。リーグプロトコルによれば、規定違反を犯した選手には警告、罰金、出場停止の対象となり、度重なる違反の場合はさらに厳しい処分が下される。 ただ、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、ジェームズは出場停止処分を科されないだろうとしている。 レイカーズは、5月24日(同23日)からカンファレンス2位フェニックス・サンズとのプレイオフ1回戦がスタート。仮にジェームズが隔離措置を強いられるとすれば、欠場やコンディション低下は避けられないだけに、事態の進展の行方に注目が集まる。

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