ケビン・ラブ、“故郷”ポートランドへの思いを主張「特別な場所」「リラードと一緒にプレイしたくない選手はいない」

ケビン・ラブはこれまでのプロ13年間で、ミネソタ・ティンバーウルブズ(6年)とクリーブランド・キャバリアーズ(7年)でプレイしてきた。今年9月で33歳、現行契約を終えれば35歳となるが、将来的にゆかりのあるポートランド・トレイルブレイザーズ移籍のチャンスがあれば、選択肢に入れる意向があるようだ。 カリフォルニア州サンタモニカ生まれのラブは、オレゴン州で育ち、オレゴンのレーク・オスウィーゴ高に進学。その後、カレッジの名門UCLAを経て、2008年のドラフト全体5位指名でNBA入りを果たした。 すでにプロ13年目、オールスター出場5回、リバウンド王1回、MIP(最も進歩した選手)1回、オールNBAチーム選出2回、2016年にはキャブズでレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)とともに、リーグ優勝も経験している。“ストレッチ4”(外角シュートを撃てるビッグマン)の先駆け的な存在でもあるラブは、ポッドキャスト『Posted Up with Chris Haynes』でゆかりのあるポートランドへの思いを口にした。 「まず、(ブレイザーズのエースである)デイミアン・リラードと一緒にプレイしたくない選手なんていない。デイム(リラードの愛称)は特別だ。信じられないほど素晴らしい。どこ出身なんだと言われたら、僕はポートランドだと主張する。形成期を過ごした場所だからね。僕はポートランドで育った。どこで生まれたのか尋ねられれば、間違いなくLA(ロサンゼルス)と言うけど、ポートランドは常に僕の心の中で特別な場所だ。キャリアの終わりの時期か、あるいは6カ月後だったとしても、ポートランドのジャージを着るとすれば、それは特別さ。自分の“ホーム”でプレイするんだからね」 現在ブレイザーズはウェスタン・カンファレンス7位(36勝29敗)で、プレイイン・トーナメント進出権をほぼ手中にしている。自身にゆかりのある地に拠点を置くチームの成功はラブにとっても嬉しいことだという。 「CJ・マッカラムのことが好きだし、メロ(カーメロ・アンソニー)はポートランドで信じられない仕事を果たしている。ポートランドには常に何か特別なものがあるんだ。今年は(新型コロナウイルスの影響で)無観客だったが、彼ら(ブレイザーズ)が成功を収めて嬉しく思う。リーグのトップファンでなければならないんだ。リップシティ(ポートランド)は常に特別な存在だ。最初に行ったコンサートは、ローズクォーターエリアにあるメモリアルコロシアムだった。そこで最初のガールフレンドにキスをした。ポートランドが僕にとって特別な場所だ。プレイする機会があれば、戻るつもりだし、仮にそうでなくても、何があってもそこは僕を代表する場所だ」 果たしてラブは、完全FA(フリーエージェント)となる2022-23シーズン終了後、ブレイザーズ移籍を選択肢に入れるのだろうか。

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