右足首痛悪化のレブロン・ジェームズ、ポストシーズンへ独自見解 シード順位は「重要じゃない」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、日本時間5月3日(現地2日)に本拠地で行われたトロント・ラプターズ戦に出場するも、右足首の痛みで試合終盤にコートから退いた。ただ、本人には無理をして戦列に戻った意識はないようだ。 36歳のジェームズは、3月21日(同20日)のアトランタ・ホークス戦で相手選手のソロモン・ヒルと接触し、右足首の脛腓靭帯捻挫と診断された。慎重にリハビリを続けてきたなか、5月1日(同4月30日)のサクラメント・キングス戦でついに復帰。32分間のプレイで16得点、(フィールドゴール6/12、3ポイント1/5、フリースロー3/5)、8リバウンド、7アシスト、2スティール、1ブロックを記録したが、チームは106-110で逆転負けを喫した。 復帰2戦目となったラプターズ戦、ジェームズは19得点(フィールドゴール6/11、3ポイント2/5、フリースロー5/7)、7リバウンド、6アシストを記録した一方で、ターンオーバーを5つ犯した。第4クォーターには右足首の痛みが悪化し、6分42秒を残してコートから退き、そのまま試合には戻らなかった。 『ESPN』は、ジェームズが試合後に「本来よりも早く戦列に戻ってきたのか?」という質問に答えたコメントを伝えている。 「トレーニング中に痛みはなかったから、正直分からない。それを把握する唯一の方法は、コートに出てプレイすることだ。早く戻ってきたとは言いたくないが、結局のところ、試合で自分の状態をテストしないといけなかった」 レイカーズは直近7試合で6敗目。ジェームズとアンソニー・デイビスが復帰しても調子が上がらず、ウェスタン・カンファレンス6位(36勝28敗)とプレイイン・トーナメントに回る可能性もある。しかし、2連覇を目指すうえで、ジェームズに不安はないようだ。 「(状態が)100%じゃないか、100%に近いはどうかはあまり問題じゃない。(プレイオフのシードで)どの順位になるかは重要じゃない。それが俺の考え方だ」 5月4日(同3日)のデンバー・ナゲッツ戦を含めて残り8試合。“キング”ジェームズはどこまでコンディションを整えられるだろうか。

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