日本時間4月26日(現地25日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはサクラメント・キングスと対戦し、117-113で勝利を飾った。この試合でウォリアーズのステフィン・カリーは7本の3ポイントを沈めて37得点をマーク。4月の3ポイント成功数を85本に伸ばし、3ポイント成功数の月間最多新記録を樹立した。 2019年11月にヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン(現ブルックリン・ネッツ)が残した記録(82本)を更新したカリー。4月は13試合で平均38.1得点、3ポイント成功率47.2%と爆発中で、「リズムに乗っているときは無心なんだ」と好調時の説明した。試合後に語ったコメントを、『ESPN』のニック・フリーデル記者が伝えている。 「そう表現するのが一番近い。いいシュートを狙い、足からの力を伝える。あとは体の記憶、自信、創造力。可能な限りその状態を維持するんだ。シュートを外している時はシュートのメカニックなど、他のことが気になり始める。でもリズムに乗れている時は頭ではあまり考えていないんだ」 13試合中4試合で2桁本数の3ポイントを決めるなど圧巻のパフォーマンスを披露するカリーには、指揮官のスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も脱帽。「ステフのプレイを説明する方法がなくなった感じだよ。数試合前に私が言ったコメントを使って欲しい。彼が決めているシュートは信じられないものだ。ただ、このフレーズもすでに使っているね。だけど彼がこのようなプレイをする限り、君たちは聞き続けなければいけないし、私も答え続けなければいけない」と冗談を交えて大黒柱のプレイを称賛した。 ウォリアーズは4月28日(同27日)にダラス・マーベリックスと、30日(同29日)にミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。残る2試合でカリーは記録をどこまで伸ばすのか注目だ。