日本時間4月27日（現地26日）、NBAは20日～26日（同19日～25日）の週間最優秀選手賞（週間MVP）に、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチとワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールを選出したと発表した。 今季3度目、キャリア4度目の受賞となったドンチッチは、期間中の3試合で平均26.0点、9.0リバウンド、10.0アシストを記録してチームを全勝に導いた。なお、今季だけで3度受賞したのは、ドンチッチ、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、デンバー・ナゲッツの二コラ・ヨキッチの3人のみ。マーベリックスで3回以上受賞したのも、ドンチッチ以外にダーク・ノビツキー（16回）、マイケル・フィンリー、ジェイソン・キッド（ともに3回）しかいない。ちなみにノビツキーは2009-10シーズンだけで4度受賞している。 ビールは期間中の4試合で平均31.3点、5.8リバウンド、3.0アシストを記録して、八村塁が不在のチームに4つの白星をもたらした。この週にすべての試合で29点以上を記録したリーグ唯一の選手である。さらに、平均30点以上、FG成功率50%以上、3ポイント成功率55%以上、フリースロー成功率90%以上というスタッツをクリアしたのもビールのみだった。エースの活躍に導かれ、チームも2001年12月以来、実に20年ぶりとなる8連勝を達成している。ビールの週間MVP受賞は2019年3月以来、キャリア4度目となる。