ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズはNBA18年目を迎え、36歳を迎えても、衰えを感じさせないプレイを見せてきた。これまでレギュラーシーズン通算1306試合、プレイオフ通算260試合に出場し、優勝4回を果たすなかで、数々の選手たちと共闘してきたが、『BasketballNews.com』のイーサン・フラー記者が独自の視点で「歴代チームメイトランキング」を実施している。 10位:カルロス・ブーザー(2003~04年:キャブズ) 9位:JR・スミス(2015~18年:キャブズ) 8位:レイ・アレン(2012~14年:ヒート) 7位:モー・ウィリアムズ(2008~10年、15~16年:キャブズ) 6位:ジードルナス・イルガスカス(2003~11年:キャブズ) 8位のアレンは、歴代トップとなる通算3ポイント成功数2973本を誇る史上最高のシューターの1人。フラー記者は、「“ハイパーシックスマン”として、ヒートでの2シーズンで平均10.3得点、3ポイント成功率39.8%を記録した。最も記憶に残る瞬間は、2013年のファイナル第6戦だ」と記しており、劇的な同点3ポイントを成功させ、第7戦に持ち込んで最終的に優勝を呼び込む原動力となったことを評価している。 6位のイルガスカスは、ジェームズのルーキーイヤーから8年間共闘。その間、589試合に出場して平均12.6得点、7.3リバウンド、1.5ブロックとコンスタントに成績を残し、「ハイライトリールマシンではなかったが、一貫してインサイドで戦った」と紹介されている。 そして、チームメイトランキング上位5人は以下のようになった。 5位:ケビン・ラブ(2014~18年:キャブズ) 4位:クリス・ボッシュ(2010~14年:ヒート) 3位:カイリー・アービング(2014~17年:キャブズ) 2位:ドウェイン・ウェイド(2010~14年:ヒート/17~18年:キャブズ) 1位:アンソニー・デイビス(2019年~:レイカーズ) いずれもともにタイトルを獲得したスター選手だが、アリウープダンクを連発するなど、阿吽の呼吸を見せた同じ2003年組のウェイド以上となったのが、1位に立った現在の相棒であるデイビスだ。フラー記者は、「共闘期間が短いため、テイビスとジェームズの関係を軽視する者がいる。しかし、デイビスは間違いなく、一緒にプレイしてきた選手の中でベストプレイヤー。超絶ビッグマンで、キングとの戦いは始まったばかりだ」と説明した。 今季開幕前の契約延長により、2023年までレイカーズで共闘することが有力なジェームズとデイビス。さらにタイトルを重ねれば、自然と“不動の1位”に押し上がるかもしれない。