怪我で長らく戦列を離れていたロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが、ついに復帰する。デイビスは日本時間4月22日(現地21日)、練習後のメディア取材に対応し、怪我が完治したと明言した。『AP通信』のグレッグ・ビーチャム記者が伝えている。 「100%の状態で戻ってきたかったんだ。自分とチームの両方にとってそれがフェアだと思ったからね。調子は非常に良い。プレイオフ前のシーズン終盤戦では多くのチーム、選手が健康ではない。しかし、僕は100%で、ブロン(レブロン・ジェームズ)も100%の状態で近々戻ってくる。僕らはいいポジションにいるよ」 デイビスは2月15日(現地14日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦の第2クォーターにニコラ・ヨキッチと接触して負傷退場。右ふくらはぎの肉離れと、右アキレス腱炎の悪化と診断された。その後約2か月間を欠場したが、23日(同22日)のダラス・マーベリックス戦で復帰する予定だと報道されている。 フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、「これほど長い期間離脱するとリズムを取り戻すまでに数週間かかるだろう。出場時間の制限に関しては、その日によって判断する」とデイビスの復帰について言及。また、3月21日(同20日)のアトランタ・ホークス戦で右足首を捻挫して以降欠場が続いているジェームズに関しては、「(復帰まで)あと2週間くらい」と語った。 レイカーズは現在35勝23敗の戦績でウェスト5位につけている。