日本時間4月14日(現地13日)、ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントがミネソタ・ティンバーウルブズ戦でチームハイの31点をマークした。試合も127-97でネッツが圧勝している。 この日ネッツは、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービング、ラマーカス・オルドリッジが欠場。フォワードのニコラス・クラクストンとガードのクリス・チオーザが今季初めてスターターとして起用されるなど、先発ラインナップは今季28通り目だった。さらには、当初は13日(同12日)に試合が行なわれる予定だったが、ミネソタ州ミネアポリス近郊で黒人男性が警官に射殺された事件を受けて延期が決定。翌日にリスケジュールされるという経緯があった。 そんななかネッツは最大45点リードを奪う圧勝。デュラントはわずか27分の出場で31点、4リバウンド、4アシストを記録してみせた。フィールドゴールは11/15(73.3%)、3ポイントも4/6(66.7%)と、シュートの精度も高かった。 復帰から間もない中でもオフェンスを牽引するデュラントだが、ネッツが好調を維持しているのはコーチングスタッフを含めたチーム全体の功績と語る。『Brooklynnets.com』のトム・ダウド記者がレポートしている。 「うちのハングリーな連中は、出場機会やチャンスを欲しがっている。彼らをうまく組み合わせることで、負けそうな試合でも勝ってしまうんだ。それはコーチングスタッフと選手たちの準備が万端な証拠だろう」 スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)も、そんなチームを「彼らを誇りに思っている」と手放しで褒め称える。 「今季の我々は負傷者が多く、常にラインナップやローテーションを変えてきた。選手も正しく、ハードにプレイすることで何度となくステップアップしてきた。その結果、負傷者が続出しても多くの勝利を得ることができている。今夜の彼らの努力も誇りに思っている。試合開始からそれぞれのタスクに集中し、いいパフォーマンスを披露できたよ」 37勝17敗となったネッツは、15日(同14日)に勝率で並ぶフィラデルフィア・76ersと敵地で対戦する。