日本時間3月30日(現地29日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が敵地リトル・シーザーズ・アリーナで行なわれたデトロイト・ピストンズ戦の第4クォーターから途中出場した。9分プレイして4点、4リバウンド、2スティールを記録している。コートに立ったのは25日(同24日)のデンバー・ナゲッツ戦以来3試合ぶりだった。 試合は序盤からピストンズがペースを掌握した。第1クォーター終了時点で35-27とリードすると、続く第2クォーターでいきなり11-0のランを展開。その後は最大23点のリードを奪うなど、2桁の点差を維持して118-104で勝利を飾った。 ラプターズは渡邊以外で、フレッド・バンブリートが試合最多の22点、5リバウンド、OG・アヌノビーが19点、5リバウンド、3ブロック、ギャリー・トレントJr.が15点、5アシスト、2スティール、パスカル・シアカムが14点、6リバウンド、5アシストを記録。しかし、フィールドゴール成功率(ラプターズ:40.7%、ピストンズ:50.7%)と3ポイント成功率(ラプターズ:30.6%、ピストンズ:50.0%)で大きく差をつけられた。 ピストンズはサディック・ベイとセイベン・リーの新人2人がともに19点をマーク。そして19点、10リバウンドを挙げたハミドゥ・ディアロを筆頭に、コーリー・ジョセフが17点、アイザイア・スチュワートが14点、フランク・ジョンソンが12点と合計4人の控え選手が2桁得点を記録するなど、ベンチの得点で65-24と相手を圧倒した。 3連敗で18勝29敗となったラプターズは4月1日(同3月31日)に敵地でオクラホマシティ・サンダーと、連敗を4で止めたピストンズ(13勝33敗)は同日にホームでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。