ロケッツが“スモールボールの象徴”PJ・タッカーのトレード模索 HCも容認「チームに帯同しない合意があった」

ヒューストン・ロケッツのPJ・タッカーはチームに対してトレードを要求し、新天地が決まるまで試合に出ない意向を示したという。『AP通信』が報じている。 2006年のドラフト2巡目35位でトロント・ラプターズに指名されるも、ルーキーイヤー終了後に解雇されたタッカーは、欧州で実績を積んで2012年にNBAへ復帰。フェニックス・サンズ、ラプターズを経て、2017-18シーズンからロケッツに所属し、マイク・ダントーニ前HC(ヘッドコーチ)の元では身長198cmながらスモールボールの象徴としてセンター起用された。 今季も前半戦で32試合に出場して平均4.4得点、4.6リバウンド、1.4アシストを記録していたが、3月12日(現地11日)のサクラメント・キングス戦ではチームに帯同しながらプレイせず。泥沼の14連敗を喫したあと、スティーブン・サイラスHCはタッカーの状況について説明している。 「ゲーム前に彼はプレイしないと知った。PJ、エージェント、そしてチーム間で、これ以上チームには帯同しないという合意があった。彼が決めたことだし、我々もいいアイデアだと判断した。前に進むしかない」 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、チームとしてはベンチスタートで起用する予定だったなか、タッカーが3月26日(同25日)の最終期限までにトレードが決定するまで試合に出ない意向を示したことで欠場。試合中にはサクラメントからヒューストンへ移動していたという。『ヒューストン・クロニクル』のジョナサン・フェイゲン記者は、ロケッツがトレードの見返りとして若い選手をターゲットにしていると伝えている。 なお、ロケッツは3月13日(同12日)に22歳のメイソン・ジョーンズと10日間契約を締結。昨年11月に2WAY契約を結んだメイソンは、22試合に出場して平均5.5得点、2.1リバウンド、1.3アシストを挙げていたが、アンソニー・ラム獲得のために9日にウェイブされていた。

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