ネッツのビッグ3が引き続き注目度No.1!? NBA記者4人が考える後半戦の注目ポイント

2020-21シーズンのNBAはオールスター前の日程をすべて消化し、日本時間3月11日(現地10日)から後半戦がスタートする。『NBA.com』では、寄稿する4記者が「後半戦のメイントピックは?」というアンケートに答えている。 前半戦はユタ・ジャズがリーグ首位(27勝9敗)に立ち、ジョエル・エンビードを擁するフィラデルフィア・76ersがイースタン・カンファレンス1位(24勝12敗)。ロサンゼルス・レイカーズはアンソニー・デイビスの負傷離脱に伴い、失速してオールスターブレイクを迎えた。 そのなかで、後半戦もブルックリン・ネッツのケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンの“ビッグ3”が話題の中心になるのは間違いないだろう。 マイケル・C・ライト記者は、「(見どころは)ネッツの伸びしろ。ネッツほどポテンシャルの高いチームはほかにないかもしれない。最も怖いのは、3人がわずか7試合でしか共闘していないことだ。ただ、まだ残り試合はあるので、ポストシーズン前に理解を深める時間は十分だろう」と予想。また、ジョン・シューマン記者も「デュラント、ハーデン、アービングは、歴代でもトップクラスの攻撃的トリオなのは間違いない。だが、明らかにネッツはターンオーバーやディフェンスの課題に直面している。この両面でミスを減らせれば、リーグベストのチームだ」とネッツの名前を挙げている。 一方、スティーブ・アシュバーナー記者は、ネッツのケミストリーの行方に触れつつも、レブロン・ジェームズが孤軍奮闘しているレイカーズについて言及。「アンソニー・デイビスのアキレス腱とふくらはぎの怪我に焦点を当てたい。37試合中23試合しか出場しておらず、オールスター前ラスト9試合は欠場。万が一さらに悪化すると、ディフェンディングチャンピオンのプレイオフでの道には暗雲が立ち込める」と警鐘を鳴らしている。 ショーン・パウエル記者は、司令塔ケンバ・ウォーカーの欠場などもあって19勝17敗(カンファレンス4位)と苦しんだボストン・セルティックスに注目。「今後どうなるか。前半戦はマーカス・スマートの負傷と下位チームへのとりこぼしを考えると忘れるべき。後半戦に巻き返せるか」と記している。 後半戦にはどのようなドラマが待ち受けているのか、今後も目が離せない。

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