日本時間2月21日(現地20日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズは敵地モダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、118-111で勝利した。 八村は36分55秒出場して、17得点(FG 5/12、3ポイント 0/2、フリースロー 7/8)、7リバウンド、3スティールを記録。2桁得点は7戦連続で、試合に出場していた時の得失点差を示す+/-(プラスマイナス)はチーム2位タイの+11だった。連勝を今季最長の4に伸ばしたウィザーズは10勝17敗、7試合ぶりの敗戦を喫したブレイザーズは18勝11敗となっている。 試合は、第1クォーターでブレイザーズが43-31と好スタートを切ったが、ウィザーズも負けじと第2クォーターで30-12と巻き返し、前半終了時に61-55と6点のリードを奪う。しかし、第3クォーターはデイミアン・リラードが23得点と爆発し、ブレイザーズが猛追。89-92とウィザーズが3点をリードされた状態で最終クォーターへと突入した。 終盤で守備の強度が高まったウィザーズは、試合残り7分45秒にブラッドリー・ビールがジャンプショットを沈めて再度逆転に成功。そこから一進一退の攻防が続くも、ウィザーズは残り3分7秒からビールがレイアップ、ラッセル・ウェストブルックのアシストから八村がダンク、ダービス・ベルタンスが3ポイントと3本立て続けにシュートを沈める。リードを2点から9点に拡大すると、その後ブレイザーズの反撃を凌いで逃げ切った。 ウィザーズは八村以外に、ビールがゲームハイの37得点、7リバウンド、2スティール、ウェストブルックが27得点、11リバウンド、13アシストのトリプルダブル、控えのロビン・ロペスが10得点、11リバウンド、2スティールのダブルダブルを記録した。 ブレイザーズはリラードが35得点、6リバウンド、12アシスト、エネス・カンターが19得点、13リバウンド、ギャリー・トレントJr.が16得点をマーク。しかし、第4クォーターでチームとしてFG成功率25.0%(6/24)とシュートタッチに苦しみ、逆転負けを喫した。 ウィザーズは23日(同22日)に敵地ステイプルズ・センターでロサンゼルス・レイカーズ、ブレイザーズは同日に敵地フェニックス・サンズ・アリーナでフェニックス・サンズと対戦する。