ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは、右アキレス腱の負傷により、戦線を離脱している。フランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は、チームドクターの再診断で、少なくともあと4週間は欠場する見込みだと明かした。『NBA.com』が報じている。 昨季、デイビスは大型トレードでニューオーリンズ・ペリカンズからレイカーズへ加入。平均26.1得点、9.3リバウンド、3.2アシストの成績を残し、レブロン・ジェームズとともにリーグ優勝の原動力となった。 所属2年目の今季はジェームズに次ぐ平均22.5得点、8.4リバウンドを記録していたが、日本時間2月15日(現地14日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦の第2クォーターにニコラ・ヨキッチと接触して負傷退場。MRI検査の結果、不安視されていた右アキレス腱に断裂は見られなかったものの、ふくらはぎの肉離れと、以前から痛めていた右アキレス腱炎の悪化だとされていた。 レイカーズは2月19日(同18日)のブルックリン・ネッツ戦で98-109と敗れ、直近3試合で2つ目の黒星。ボーゲルHCは試合後、デイビスの戦列復帰に関して「4週間は離脱予定だ。復帰前には完全に回復したことを確認して、念には念を入れたい」と万全を期す構えを明かした。 36歳のジェームズが平均25.9得点、8.2リバウンド、7.9アシストと年齢を感じさせない活躍を見せているとはいえ、レイカーズはデイビスがプレーしている時はネット・レーティングで+9.1なのに対し、不在になると+4.4まで落ちる。インサイドの要が不在の間にどこまで成績を維持できるか、一つのポイントになりそうだ。