ネッツのカイリー・アービングがジェームズ・ハーデンとの共存について言及「彼がポイントガード」

日本時間2月14日(現地13日)、ブルックリン・ネッツは敵地チェイス・センターでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦し、134-117で勝利を飾った。 ケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングの3人が、ケミストリーを構築できるかが今季優勝を達成するための鍵となるネッツ。この試合ではアービングが23得点、4アシスト、デュラントが20得点、6アシスト、ハーデンが19得点、16アシストとそれぞれが活躍し、相手を圧倒した。 バランスの取れたオフェンスを展開できたネッツだが、試合後にアービングは、ハーデンとそれぞれの役割について話し合っていたことを明かした。『ESPN』のマリカ・アンドリューズ記者がそのコメントを紹介している。 「4日前ぐらいに(役割を)確立した。彼には『君がポイントガードで、僕がシューティングガードをプレイする』とシンプルに言ったんだ。彼は試合をコントロールする面で素晴らしい仕事をしている。僕の仕事は簡単になり、より自由にプレイメイクできるようになったよ」 ネッツ加入以降、14試合中12試合で2桁アシストを記録し、現在平均アシスト数でもリーグ1位(11.2)と4シーズンぶりのタイトル獲得も視野に入れるハーデン。過去3年連続で得点王に輝いているが、「このチームには2人の特別なスコアラーがいる」とデュラントとアービングがいるだけに得点に執着はしていないと語った。 「もちろん必要な時は得点を狙う。ただ、全員がオフェンスに参加し、カイ(アービングの愛称)とKD(デュラントの愛称)がそれぞれ打ちたいシュートを打てているなら、それは上手くいっているということ。僕らにとってオフェンス は問題ではない。重要なのは守備だ。徐々にリズムが生まれているから、さらに向上させていきたいね」 ビッグ3が揃った試合で5勝1敗(デュラントが途中退場したラプターズ戦を除く)と、順調に勝ち星を重ねるネッツ。今後ケミストリーが醸成されていけば、勢いはさらに加速していくだろう。

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