ウィザーズの八村塁が22分で15点をマーク 復帰のブラッドリー・ビールも35点と爆発

日本時間2月15日(現地14日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズはホームのキャピタルワン・アリーナでボストン・セルティックスと対戦し、104-91で勝利した。八村は22分出場して、チーム2位の15点、4リバウンド、1アシスト、1スティールを記録。連敗を2で止めたウィザーズは7勝17敗、2連敗のセルティックスは13勝13敗となった。 先発出場した八村は前半、フィールドゴールを5本中2本しか決められなかったものの、フリースローを5本すべて沈めて9点を記録する。第3クォーターではFGを3/4沈めて6点を上積みし、4試合連続2桁得点をマークした。最終クォーターはチームが大量リードを奪っていたためコートに立つことはなかったが、もし出場していれば3日(同2日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦以来(24点)となる、今季2度目の20点超えもあったかもしれない。試合に出場していた時の得失点差を示す+/-(プラスマイナス)は、チーム4位の+13だった。 試合は、前の試合を休養のため欠場したウィザーズのブラッドリー・ビールが、第1クォーターから12点をマーク。エースの活躍で勢いに乗ったウィザーズは第2クォーター終盤から徐々にリードを広げ、最大25点差を奪ってみせた。さらに91失点、被FG成功率35.6%はともに今季最少。自分たちもFG成功率39.8%、3ポイント成功率23.3%と苦しんだが、セカンドチャンスポイントで17-11とリードし、今季最多の54リバウンドを奪うなど、攻守でセルティックスよりもエネルギッシュにプレイする姿が見られた。また、フリースローを36本中31本と高確率で沈めたのも大きい。 ウィザーズは八村以外に、ビールが今季16度目の30点超えかつゲームハイとなる35点、7リバウンド、5アシスト、2スティールと獅子奮迅の活躍。ラッセル・ウェストブルックが13点、9リバウンド、11アシスト、1スティール、デニ・アブディヤが8点、10リバウンド、今季初先発となったモリッツ・バグナーが11点、4リバウンド、2スティール、1ブロックを記録した。 セルティックスはケンバ・ウォーカーとジェイレン・ブラウンがともに25点、7リバウンドと奮起したが、チームで2桁得点をマークしたのは2人のみ。ジェイソン・テイタムはフィールドゴールを14本中11本ミスして6点とシュートタッチを掴むのに苦戦した。 ウィザーズは16日(同15日)、昨季までチームに所属していたジョン・ウォールを擁するヒューストン・ロケッツと対戦する。

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