ステフィン・カリーと壮絶なバトルを繰り広げたルカ・ドンチッチをウォリアーズ指揮官が称賛「見ていて面白い」

日本時間2月7日(現地6日)に開催されたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ダラス・マーベリックス戦は、134-132でホームのマーベリックスが接戦をものにした。 この試合、ウォリアーズのステフィン・カリーが57得点を記録したのに対し、マーベリックスのルカ・ドンチッチも自己最多に並ぶ42得点、11アシスト、7リバウンドと、2人のスーパースターが激しい点の取り合いを繰り広げた。 試合残り6.3秒に、ドンチッチのアシストからマキシ・クレーバーがリードを4点差に広げる3ポイントを沈めて結果的にマーベリックスが勝利。敗れたウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、キャリア8度目の50得点超えという活躍を披露したカリーのパフォーマンスを「これまでに見たことがない」と評すると同時に、それに負けず劣らずのプレイを見せた相手エースのドンチッチに賛辞を送った。マーベリックス公式サイトのドウェイン・プライス記者が、そのコメントを紹介している。 「ヨーロッパでプレイしていたときの彼は見たことがなかったけど、彼に関するもの読んだりして、(NBAでも)上手くやるだろうなとは思っていた。ただ、その予想をはるかに超えているね。初めて彼のプレイを実際に見たとき、印象的だったのは彼の力強さ。強さがあり、ドリブルでどこにでも行ける。彼は自信を持っており、それに伴うスキルもある。彼は素晴らしい選手で、見るのが面白い。リーグにとっても素晴らしいことだ」 マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスは、カリーとドンチッチがやり合うなかで、落ち着いて試合を進められたと勝因を語った。 「準備して試合に臨んでリードし、ステフがクレイジーなシュートを決めても、試合を通して焦ることなく安定したプレイすることを心がけた。ルカもとんでもない試合をしていて、彼ら2人は止まらなかったね。最終的に勝てて嬉しいよ」 まだ、10勝14敗でウェスタン・カンファレンス14位と低迷するマーベリックスだが、6連敗後の直近3試合で2勝1敗と復調の兆しを見せている。 次戦は9日(同8日)ミネソタ・ティンバーウルブズ戦となるが、若き大黒柱のドンチッチの爆発に再び期待が掛かる。

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