ユタ・ジャズは、日本時間1月26日(現地25日)時点で8連勝中と絶好調だが、快走するチームにおいて存在感を高めているのがジョーダン・クラークソンだ。クラークソンは出場時間(24.8分)はチーム6番目ながら、同2位の平均17.4得点をマークしており、控えの起爆剤として大きく貢献している。 平均得点、FG成功率(48.6%)、3ポイント成功率(40.9)で自己最高の数字を残しているクラークソンだが、その活躍はメンターとして慕う故コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)に誇りに思ってもらうためだという。クラークソンがブライアントへの想いを語った内容を、『utahjazz.com』のアーロン・フォーク記者が紹介している。 「正直に言ってそれは大きなモチベーションになっている。彼とはルーキーとして僕がリーグ入りしてからずっと関係があった。試合に向けての準備など何も知らなかった僕に、彼は全てを教えてくれたんだ。彼は僕にとって全てだった」 今でも事故が起きたことを信じられないというクラークソン。それでも前に進むことこそがブライアントが望んでいることだ語った。 「彼は僕のスーパーマンだ。今でもヘリコプターから、どうにか全員を救っているんじゃないかと思う。ただ、彼が僕らに前進し、バスケで努力し続けてほしいと思っているのはわかっている。まだ信じられない。たけど、僕らは強く心を持ち、彼の名前が一生忘れられないようにするだけだ。とにかく彼に誇りに思ってもらいたい」