ペイサーズは試合終盤に勝利を呼び込む3ポイントを沈めたマルコム・ブログドンが、ゲームハイの35点。さらに控えのジャスティン・ホリデーがシーズンハイの20点と続いた。ロケッツは頼みのジェームズ・ハーデンが12アシストをマークするも、得点は15点の大ブレーキ。3ポイントは5本中1本のみ成功と精彩を欠いた。
マジックは第1クォーターでマーケル・フルツが負傷離脱するアクシデントに見舞われる(後に右膝前十字靭帯断裂と判明)。すると、控えのテレンス・ロスが22分で3ポイント5本成功と効率よく得点を奪い、チームハイの20点を叩き出した。キャバリアーズは3ポイントを26本中4本しか決められず。
ウィザーズのブラッドリー・ビールがキャリアハイの60点を奪うも、チーム全体でFG成功率61.7%、3ポイント成功率62.1%を記録した76ersに軍配。4戦連続で先発出場となった八村塁だが、今季初めて1桁得点(8)にとどまっている。76ersはジョエル・エンビードがチームハイの38点を記録した。
ホーネッツのゴードン・ヘイワードが44点の大暴れ。控えの新人ラメロ・ボールも16点、8リバウンド、5アシストとマルチに活躍した。ホークスは第1クォーターで11点と失速。トレイ・ヤングもフィールドゴールを9本中2本しか決められず、7点、3アシストと精彩を欠いた。
実力伯仲の両者による戦いは、第3クォーター中盤からクロスゲームに。試合残り4分、95-95の場面からセルティックスが10点を連取すれば、ヒートもダンカン・ロビンソンの2連続3ポイントなどで猛追。残り13.4秒で同点に追いつく。延長待ったなしと思われたなか、残り0.2秒でセルティックスの新人ペイトン・プリチャードが味方のミスショットをティップインし、激戦に終止符を打った。
ニックスはジュリアス・ランドルが30点、16リバウンド、7アシストと獅子奮迅の活躍。さらに、エルフリッド・ペイトンが22点、8アシスト、控えのオースティン・リバースも23点とエースの活躍に呼応した。ジャズは前半こそ56-44とリードして折り返したものの、試合終盤で若いニックスの勢いを封じられなかった。
バックスは前半で82-56と大量のリードを奪う。ヤニス・アデトクンボは28分の出場ながら、チームハイの25点、8リバウンド、4アシストとオールラウンドに活躍した。さらに、兄サナシスも今季最多となる8点をマーク。ピストンズはジェレミー・グラントが31点と奮起したが、ブレイク・グリフィンがフィールドゴール9本中7本ミスして9点と苦しんだ。
後半、最大14点リードを奪ったサンダーだが、ペリカンズが猛追して終盤は1ポゼッションゲームに。それでもサンダーは試合残り12.1秒、ジョージ・ヒルが冷静にフリースローを2本沈めて111-110と1点リードを奪う。その後ペリカンズは残り2.3秒でニキール・アレクサンダー・ウォーカーが3ポイントを狙うも、リングに嫌われて万事休す。
サンズが21本の3ポイントを沈め、ラプターズのディフェンスを苦しめた。この勝利でサンズはウェスト首位に浮上。ラプターズはパスカル・シアカムが32点と復調したのが救いだった。なお、渡邊雄太はセカンドユニットとして第2クォーター途中から試合に出場し、15分プレイして3点、3リバウンドをマークした。
クリッパーズは前日の試合を欠場していたポール・ジョージが21点、12リバウンドと活躍。カワイ・レナードも同じく21点を挙げて、オフェンスをリードした。ウォリアーズは頼みのステフィン・カリーが13点と失速。アンドリュー・ウィギンズと控えのエリック・パスカルがともに19点と奮起するも、勝利には至らず。
FG成功率がブルズ(52.7%)、キングス(51.6%)というオフェンシブな一戦を制したのは、リショーン・ホームズ(24点)、マービン・バグリー三世(21点)、ハリソン・バーンズ(20点)と3人が20点以上を奪ったキングス。試合残り1分34秒で1点差まで詰め寄られるも、残り12秒でタイリース・ハリバートンが6点差に広げる3ポイントを沈め勝負を決めた。ブルズはコービー・ホワイト(36点)とザック・ラビーン(32点)の2人で68点を叩き出したが及ばず。