レイカーズのカイル・クーズマが新シーズンにおける自身の役割について言及「どうなるか全く分からない」

新シーズンで連覇を狙うロサンゼルス・レイカーズにとって、カイル・クーズマはキーマンとなる存在だ。プレシーズンでは全4試合中3試合で18得点以上、3ポイント成功率41.7%と好調で、その勢いをレギュラーシーズンに持ち込むことが期待されるが、気になるのは起用法だ。 プレシーズンでこそ全試合に先発したが、開幕以降どういう役割を担っていくのかはまだ本人も「どうなるか全く分からない」という。キャリア4年目を迎えるクーズマが12月16日(日本時間17日)のフェニックス・サンズ戦後に語った内容を、『Los Angels Times』のダン・ウォイキ記者が伝えている。 「これまでのキャリアで僕の役割は毎年変わってきたと思う。だから僕は自分のプレイスタイルを適応させ、それまでとは異なる試合に影響を与える方法を見つけなければいけない。ほかの選手以上にね」 昨季はチームとして優勝こそ果たすも、怪我とシックスマンとしての役割に苦悩したこともあり、クーズマにとって伸び悩みのシーズンとなった。さらに今季はモントレズ・ハレルらが加入するなど、昨季以上に選手層が厚くなったため、クーズマにどれだけの出場時間が与えられるかも現時点で不透明。チームを指揮するフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は「コート上にいるときは得点面で引っ張り、複数のポジションを守ること」とクーズマに期待する仕事を説明したが、先発か控えかについては「まだ決まっていない」と明言を避けている。 そんななかでも同僚のアンソニー・デイビスは、25歳のフォワードに対する期待を口にした。 「彼にとって重要な1年になる。彼のチームにおける役割は今季大きくなるだろう。僕らには彼が彼らしくプレイし続けることが必要となる」 2018-19シーズンには平均18.7得点を記録するなど、その高いスキルと多彩さはすでに実証しているクーズマ。連覇が懸かるレイカーズにおいて、その存在感を高めることができるか。

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