レイカーズのレブロン・ジェームズがロードマネジメントを検討か

史上最長のシーズンを自身4度目の優勝で終えたレブロン・ジェームズは、地元に帰り、プロになって初めてクリスマスに家族旅行を計画した。彼にとって今オフが史上最短になることを知ったのは、そんな最中だったという。優勝からわずか72日後に2020-21シーズンの開幕を迎えることとなり、レブロンはやや否定的な反応をしたことをトレーニングキャンプのメディアインタビューで明らかにした。 「正直に言うと、この時期の開幕はあまり望んでいなかった。当初、開幕は1月中旬、トレーニングキャンプはクリスマスの後と聞いていた。だからクリスマスは家族と過ごす時間があるなと。だから、いろいろ予定を変更しなければならなかった。気持ちと身体作りの準備を始めたよ」 今オフ、レブロンはレイカーズと2022-23シーズンまでの延長契約を結んだ。2023年は、レブロンの長男ブロニーが高校を卒業する年だ。以前レブロンは、NBAで息子と一緒にプレイする、または対戦するという夢を語っていた。 「ベストなのは自分がフリーエージェントになるのは長男が高校卒業のと同じ年ということ。今後自分が何をしたいのか、家族のそばにいるのか、息子のそばにいるのか、もしくはプレイを続けるのか。いろんな選択肢を検討したい」 とはいえ、異例の長期シーズンと短いオフは、レブロンの身体に相当のダメージを与えるのは想像に難くない。これまで戦略的に欠場することを拒んできたが、そうしたロードマネジメントについて前向きに検討するタイミングが来ているのかもしれない。 レブロンは「すべてのゲームが重要だが、我々は高い位置を目指して競争している。それに、今オフがどのプロスポーツよりも短かったということをよく理解している」と語っており、優勝のために最善の策を講ずる覚悟を匂わせた。 フランク・ボーゲルHCは、現段階でレブロンがプレシーズンやレギュラーシーズンでどの程度プレイするのか決めるのは時期尚早としている。しかし、休息の時間が短かったのは事実。72試合と短縮されたとはいえ、最大7月まで続く長いシーズンに備えて慎重な判断を下しても不思議ではない。

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