11月30日（日本時間12月1日）、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが、パートナーシップ契約を結ぶアンダーアーマーとともに新パフォーマンスブランド「カリーブランド」を設立することが発表された。 発表によれば、12月1日（同2日）よりローンチするカリーブランドでは、フットウェア、アパレル、小物類を展開。ブランドはコミュニティへの還元を目的としており、収益の一部を資源の乏しいコミュニティに投資するという。そのうえで、ブランドは2025年までに達成する目標として、20の安全な遊び場の設置、若いアスリートに影響を与える125のプログラムの支援、15000人以上のコーチを育成する機会の提供を掲げている。 発表された声明の中でカリーは、今回の新ブランド設立について以下のように語っている。 「僕は小さい頃から家族とともに、地域還元のために様々なことを行ってきたし、その間アンダーアーマーも、世界中のアスリートの支援してきた。今後もそれを続けていく。何事においても、良い行いをするというのがカリーブランドのすべてなんだ」 カリーは、2009年のドラフト1巡目全体7位でウォリアーズに入団。これまでにリーグ優勝3回、シーズンMVP2回、オールスター選出6回、オールNBAチーム選出6回と、輝かしいキャリアを誇る。昨季は左手首の骨折で5試合の出場に終わったが、12年目を迎える2020-21シーズンでは完全復活が期待されている。 アンダーアーマーとは2013年よりパートナーシップ契約を締結。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、現地では12月11日（同12日）にカリーブランドから新作のシューズが発売されるという。