マルク・ガソルが兄パウのレイカーズ復帰について言及「レイカーズに戻りたいという気持ちはあると思う」

11月25日(日本時間26日)、今オフにトロント・ラプターズから完全FA(フリーエージェント)になったマルク・ガソルが、6年前まで実兄パウ・ガソルがプレイしていた昨季王者ロサンゼルス・レイカーズと2年契約を結んだことが発表された。 マルクとレイカーズの間には、10年以上前から関係がある。マルクは2008年にメンフィス・グリズリーズでNBAデビューしているが、元々2007年のNBAドラフト2巡目全体48位でマルクを指名したのはレイカーズだった。その後、マルクの交渉権はレイカーズからグリズリーズにトレードされるのだが、その時に交換要員としてレイカーズに移籍したのが兄のパウだった。 パウは2008年から2014年までレイカーズでプレイし、エースのコービー・ブライアントとともに2連覇を達成(2009年、2010年)。その後、シカゴ・ブルズ(2014〜16年)、サンアントニオ・スパーズ(2016〜19年)、ミルウォーキー・バックス(2019年)を経て、40歳を迎えた現在はフリーエージェントとなっており、現役引退の可能性も囁かれている。 パウ本人も、足の故障がなかなか完治しないことを理由に以前は引退をほのめかす発言をしていたが、先日、ポストプレイからのシュート練習に励む動画を自身のSNSに投稿して話題となっていた。マルクもレイカーズで兄と一緒にプレイする可能性を捨てていないようだ。 『Spectrum SportsNet』のアリー・クリフトン氏とのインタビューの中で、マルクがパウのレイカーズ復帰の可能性について語った。 「僕はソーシャルメディアをほとんど見ないけれど、パウがロサンゼルスの街とレイカーズを愛していることは知っているし、彼自身ロサンゼルスを自分のホームだと考えている。もちろん彼もレイカーズに戻りたいという気持ちはあると思う。だけど、それはロブ(ペリンカ ゼネラルマネージャー)やオーナーたちが決めることだ」 パウはレイカーズ時代に平均17.7得点、9.9リバウンド、3.5アシストを記録し、オールスターゲームにも3年連続で出場(2009〜11年)するなど、キャリア全盛期をロサンゼルスで過ごした。パウの怪我の回復度合いや、年齢による衰え次第ではあるが、優勝経験豊富なガソル兄弟が揃うのはレイカーズファンとしては嬉しいことかもしれない。

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