アトランタ・ホークスは今オフ、トレードでダニーロ・ガリナーリ(←オクラホマシティ・サンダー)、FA(フリーエージェント)でラジョン・ロンド(←ロサンゼルス・レイカーズ)、ボグダン・ボクダノビッチ(←サクラメント・キングス)を獲得するなど、積極的に動いている。そのなかで、4年目を迎えるジョン・コリンズとの契約延長を見据えているようだ。 2017年のドラフト1巡目19位指名でホークスに加入したコリンズは、年々着実にステップアップ。3年目の昨季はチーム2位の平均21.6得点、同トップの10.1リバウンド、3ポイント成功率40.1%の成績を残した。現体制においては、エースのトレイ・ヤングに次ぐ第2オプションとして君臨している。 今年5月、コリンズは「ホークスにいたい」とチーム愛を語り、ルーキー契約のマックス額で契約延長を希望していることを示唆。一方で、ホークスは金額を抑えたいと考えているとの憶測が飛び交っていたが、ホークスとしても重要なピースと考えているのは間違いないようだ。 『Dime』のブラッド・ローランド記者によれば、11月25日(日本時間26日)に記者会見を行ったトラビス・シュレンクGM(ゼネラルマネージャー)はコリンズと「延長契約したい」と語ったという。そして、すでにエージェントと交渉の場も持っているとしている。 実績十分の新加入ガリナーリをスーパーサブとし、キャッチ&リリースのアウトサイドシュートも得意とする“ストレッチ4”のコリンズを引き続きスタメンで起用する構想も明かしたシュレンクGM。ロイド・ピアースHC(ヘッドコーチ)3年目を迎える2020-21シーズン、4年ぶりのプレイオフ復帰を果たせるだろうか。