ホークス、ダニーロ・ガリナーリ&ラジョン・ロンドのベテラン2人と契約合意 守備型PGクリス・ダンも加入へ

2020-21シーズンで4年ぶりのプレイオフ出場を狙うアトランタ・ホークスが、FA(フリーエージェント)市場で積極的な動きを見せている。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、ホークスが11月20日(日本時間21日)にダニーロ・ガリナーリ、そして翌21日(同22日)にラジョン・ロンドとクリス・ダンとの契約に合意したと報じた。3選手ともそれぞれのチームから完全FAになっていた。 イタリア出身、32歳のガリナーリはキャリア12年目の昨季、オクラホマシティ・サンダーで平均18.7得点、5.2リバウンド、1.9アシスト、3ポイント成功率40.5%を記録。両フォワードをこなせるサイズ(身長208cm)と高いスキルを兼備し、キャリア通算では平均16.2得点、4.9リバウンド、2.0アシスト、0.8スティール、3ポイント成功率38.0%をマークしている。 34歳のロンドは、これまでにオールスター出場4回、アシスト王3回、オールディフェンシブチーム選出4回を誇るベテランポイントガード。昨季所属したロサンゼルス・レイカーズでは控えの司令塔として、レギュラーシーズンで平均7.1得点、3.0リバウンド、5.0アシスト、プレイオフでは平均8.9得点、4.3リバウンド、6.6アシストと活躍し、フランチャイズ10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。21日には、自身のインスタグラムで、レイカーズへの感謝をつづるとともに、「さあ次はどうなる?」と移籍をほのめかしていた。 26歳のダンはシカゴ・ブルズ3年目、キャリア4年目の昨季に平均7.3得点、3.6リバウンド、3.4アシストを記録。3ポイント成功率25.9%とオフェンスではあまり計算できないものの、平均ステール数(2.0)でリーグ2位になるなどリーグ屈指の守備型ポイントガードとして知られている。 ウォジナロウスキー記者によれば、ガリナーリは3年総額6150万ドル(約64億円)、ロンドは2年総額1500万ドル(約15億6000万円)、ダンは2年目がプレイヤーオプションの2年総額1000万ドル(約10億4000万円)という金額で契約合意に至ったという。 ホークスには、昨季2年目ながらオールスターに選出されたトレイ・ヤングをはじめ、ジョン・コリンズ、クリント・カペラ、ケビン・ハーター、ディアンドレ・ハンター、キャメロン・レディッシュといった有望な若手が揃っている。昨季はイーストワースト2位の20勝47敗と低迷したが、今回経験豊富なベテランたちが加わることにより、2016-17シーズン以来となるポストシーズン進出が現実味を帯びてきたと言っていいだろう。

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