11月20日(日本時間21日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはカイ・ボウマンをウェイブ(契約解除)したと発表した。 2019年のNBAドラフトでは指名されなかったボウマンだが、同年7月にウォリアーズと2WAY契約を締結。チームの大黒柱であるステフィン・カリーが怪我で長期離脱したこともあり序盤戦からチャンスを掴むと、45試合で平均7.4得点、2.7リバウンド、2.9アシスト、1.0スティールを記録した。今年2月には3年の本契約をチームと結んでいたが、最終的には契約を解除された。なお、2020-21シーズン以降の契約は無保証だったとされている。 2015年から5年連続でNBAファイナルに進出し、3度優勝を飾ったウォリアーズだが、昨季はチームの2大スターであるカリーとクレイ・トンプソンが怪我の影響で欠場したことにより、15勝50敗でウェスタン・カンファレンス最下位となった。 ドラフト全体2位指名のジェームズ・ワイズマンを加え、カリーとトンプソンが復帰する新シーズンではコンテンダーに返り咲くことが期待されたが、先日トンプソンが右足のアキレス腱を断裂し、2シーズン連続となる全休が決定。その後、その穴を埋めるべく、オクラホマシティ・サンダーのケリー・ウーブレイJr.獲得が間近と報道されたが、現時点でまだ正式発表はされていない。