ゴラン・ドラギッチとマイヤーズ・レナードが2年契約でヒート残留へ

11月20日(日本時間21日)、マイアミ・ヒートから完全FA(フリーエージェント)となっていたゴラン・ドラギッチとマイヤーズ・レナードがチームに残留することが分かった。両者ともに契約は2年間で、2年目はチームオプションになると『AP通信』のティム・レイノルズ記者は報じている。 チームからの公式発表はまだだが、ドラギッチは自身のツイッターアカウントで、「ヒート残留を発表することができて本当に嬉しい! まだやり遂げていない仕事を終わらせよう‼︎」と投稿し、自らチームと再契約を結んだことを明かしている。 レイノルズ記者によると、2020-21シーズンにおけるそれぞれの年棒はドラギッチが1800万ドル(約18億7000万円)前後、レナードが900万ドル前後(約9億3000万円)になるという。 FA市場が始まる以前から、ヒート残留を第一とするも、移籍の可能性も示唆していたドラギッチ。2014年から在籍する馴染みのチームへの残留が決まった喜びを、『AP通信』に対して以下のように語っている。 「戻ることができて嬉しい。そういう計画だったが、このクレイジーなビジネスにおいては何が起きるか分からないからね」 ドラギッチは、母国スロベニアに帰省していた際にヒートが行ったサプライズ演出に大きく心を動かされたようだ。ヒートは「君の第2の家族はいつも君とともにある」など、ドラギッチ宛てのメッセージを道路上にある広告板に載せ、ドラギッチに残留を求めたという。 「妻と義兄ととも車に乗っていたんだけど、彼らがその広告板のある道を進んで行ったんだ。僕は何も知らず、ただ『右を見て』と言われた。そしたら彼ら(ヒート)からのメッセージがあったんだ。本当に感動したよ。ここ(マイアミ)は僕のホームだ。ここに残りたいと思う。パット・ライリー、アンディ・エリスバーグ(バスケットボール運営部門シニアバイスプレジデント兼GM)、球団全ての人に感謝したい」 ドラギッチはキャリア12年目の昨季、控えの起爆剤としてレギュラーシーズンに平均16.2得点、3.2リバウンド、5.1アシストを記録。先発に回ったプレイオフでは、ジミー・バトラーに次ぐ平均19.1得点、4.1リバウンド、4.4アシストと活躍し、チームのNBAファイナル進出に貢献したが、ファイナルではシリーズ中に負った左足の足底筋膜断裂で2試合しかプレイできず、チームもロサンゼルス・レイカーズに敗れてシーズンを終えた。 ドラギッチ同様に残留を決めたレナードは昨季、主に先発を務めたレギュラーシーズンに平均6.1得点、5.1リバウンドを記録。プレイオフでは3試合しか出場機会がなかったが、腐ることなくベンチから熱い声援を仲間にかけ続け、チームを鼓舞した。そういったプレイ以外の面もヒートから評価されたようで、本人も「マイヤーズ・レナードを、人として、チームメイトとして、選手として、総合的に評価してくれたヒートに本当に感謝している」と残留できる嬉しさを『AP通信』に対して語った。 ケリー・オリニクも11月19日(同20日)にプレイヤーオプションを行使して残留するなど、優勝に向けて戦力維持に成功しているヒート。昨季からの主力では、完全FAのジェイ・クラウダーの去就がまだ決まっていないが、こちらも再契約が濃厚と見られている。

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