ウィザーズの新人デニ・アブディヤについてスコット・ブルックスHCが言及「9位に残っていたのは幸運」

ワシントン・ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)が、今年のNBAドラフトでイスラエル出身のデニ・アブディヤを指名できた喜びを語った。 昨年の八村塁と同じく、ドラフト1巡目全体9位で指名されたアブディヤは、若干16歳でイスラエルの名門マッカビ・テルアビブでプロ選手としてのキャリアをスタートさせた。ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)を彷彿とさせる多才なプレイスタイルで、2018年からチームをイスラエル・リーグ3連覇に導き、2020年には同リーグのMVPに選出。今年のドラフトでは、上位3位以内で指名される可能性も指摘されていた。 それだけ期待が高かった選手だけに、ブルックスHCはまさか9位でアブディヤを指名できるとは思っていなかったようだ。 11月19日(日本時間20日)に出演した地元ワシントンのラジオ番組『Sports Junkies』の中でブルックスHCが語った内容を、『NBC Sports Washington』のマイク・デプリスコ記者が以下のように伝えている。 「我々の彼に対する評価は高かった。彼はまだ19歳だが、即戦力としてすぐにチームに貢献してくれるはずだ。彼は我々が必要としていた選手なので、彼が(9位まで)残っていたことを非常に嬉しく思っている。彼は本当に競争心が強い若者なので、コートに立っている間は全力でプレイしてくれるだろう」 また、アブディヤの加入がチームに与える影響について、ブルックスHCはドラフト後の会見で以下のように語っている。 「アブディヤは自信を持ってプレイする選手だ。彼は決して引き下がらない。若い選手が早い時期に頭角を現すチャンスは、それほど多くない。だが、闘争心の強い彼が加わることで、チーム内にも競争が生まれるはずだ」 続けてブルックスHCは、アブディヤのインテリジェンスとその性格を高く評価しているとした。 「私は、彼のIQの高さを気に入っているし、タフなところも気に入っている。私は練習熱心な選手が好きだ。彼らは生半可な練習では満足しない。アブディヤは真摯に練習に励むタイプだし、人間性も素晴らしい。彼はきっとウィザーズ再建の鍵を握る重要な選手の1人になるだろう」 アウトサイドシュートとプレイメークが得意なアブディヤと、ミドルからインサイドのエリアを主戦場とする八村の組み合わせは、プレイスタイルの面でも、フロアバランスの面でも相性は悪くないはず。ウィザーズの未来を担う「ドラフト9位コンビ」の活躍が、今から楽しみだ。

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