トレード交渉が解禁された11月16日(日本時間17日)に、オクラホマシティ・サンダーからフェニックス・サンズへのトレードが決まったオールスター・ポイントガードのクリス・ポールが、サンダーファンへの感謝の言葉を自身のインスタグラムに投稿した。 ポールは2005年のNBAドラフト1巡目全体4位で、ニューオリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)に指名されてNBAデビュー。2011年まで同チームでプレイしたのち、ロサンゼルス・クリッパーズ(2011〜2017年)と、ヒューストン・ロケッツ(2017〜2019年)を経て、昨季はサンダーに在籍した。 キャリア最初の2年、ニューオーリンズがハリケーンの被害を受けたことで、オクラホマシティを本拠地としてプレイしていたポール。昨季、13シーズンぶりにオクラホマシティに帰還したことは、本人にとっても貴重な思い出になったようだ。ルーキーイヤーの2005年と、2019年の自分の写真を並べた画像とともに、ポールは以下のメッセージをインスタグラムでつづっている。 「OKC!!! 昨季は初心に戻った1年だった!! みんな移籍初日から僕を暖かく迎え入れ、とても素晴らしい対応をしてくれて本当にありがとう。球団とファンのみんな、そしてチームメイトのことをとても愛している。プロ15年目のことは一生忘れないよ」 昨年から取り入れたプラントベースド・ダイエットという食習慣によって怪我や疲労への耐性が高まったポール。昨季は直近4シーズンで最も多い70試合に出場し、平均17.6得点、5.0リバウンド、6.7アシスト、1.6スティール、3ポイント成功率36.5%、フリースロー成功率90.7%という好成績を記録し、4年ぶりにオールスターにも返り咲いた。 すでに移籍先のサンズでチームメイトになる、デビン・ブッカーとのワークアウト映像が出回るなど、来年で36歳となるポールの新天地での活躍に期待は高まっている。