ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが、年俸2870万ドル(約30億1300万円)のプレイヤーオプションを破棄したと、11月16日(日本時間17日)、『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者が報じた。デイビスはオプトアウト(契約破棄)したことにより、完全FA(フリーエージェント)となる。 昨季開幕前にレイカーズへ加入したデイビスは、加入1年目にチームトップの平均26.1得点、9.3リバウンドを記録。レブロン・ジェームズと2枚看板を形成し、チームを10年ぶりのNBA制覇に導いた。リーグ随一のビッグマンであるデイビスがFAとなれば多くのチームが獲得に動くところだが、レイカーズに不満はないとされ、複数年の大型契約を結んでの残留が確定的と言われている。 また、レイカーズではケンテイビアス・コルドウェル・ポープも、年俸850万ドル(約8億9300万円)のプレイヤーオプションを破棄するようだ。これを報じた『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、「コルドウェル・ポープには複数のチームが興味を示しており、またそれらチームは本人がオファーに前向きだと考えている」と続けている。 2019-20シーズン、コルドウェルポープは平均9.3得点、2.1リバウンドを記録。ヒートとのNBAファイナルでは優勝を決めた第6戦で17得点を挙げるなど、平均12.8得点と活躍を見せていた。 さらに、再開リーグを家庭の事情で欠場したエイブリー・ブラッドリーも、プレイヤーオプションを行使してFAになる見込みだと言われている。ヘインズ記者によれば、ブラッドリーにはゴールデンステイト・ウォリアーズ、ミルウォーキー・バックスが興味を持っているようだ。 11月15日(日本時間16日)に、デニス・シュルーダー獲得でオクラホマシティ・サンダーと基本合意したことが報道されたレイカーズ。連覇を狙う新シーズン、大黒柱ジェームズの周囲を固める陣容はどのような顔ぶれになるのだろうか。