クリッパーズとニックス、ロケッツのラッセル・ウェストブルック獲得を画策か

ヒューストン・ロケッツは、今オフにラファエル・ストーン新GM(ゼネラルマネージャー)とスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)を迎え入れた。体制が代わったことで、今後のロスターや戦術に変化があるか否かに注目が集まっているが、サイラスHCはジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックを中心としたチーム作りを継続したいと公言。しかし、ウェストブルックには依然としてトレードの噂が飛び交っているようだ。 『The Ringer』のケビン・オコナー記者は、11月10日(日本時間11日)に配信されたポッドキャスト番組『The Mismatch』で、ロサンゼルス・クリッパーズとニューヨーク・ニックスがウェストブルックの獲得に興味を示していると伝えた。 「信頼できるいくつかのソースから、『複数チームがラッセル・ウェストブルックは獲得可能だと信じている』という情報を得た。また、そのなかでクリッパーズとニックスが興味を持っていると聞いている。実現するかは分からない。ただ、ひとつ言えることは、ウェストブルックのような選手が放出候補に挙がるかもしれないということだ」 類まれな身体能力を活かしたプレイスタイルで、ドライブやミドルレンジからのプルアップジャンパーで得点を量産するウェストブルックは、キャリア12年でMVP受賞1回、オールスター選出9回、得点王2回、アシスト王2回とスーパースターの地位を確立。クリス・ポールとのトレードでロケッツに加入した昨季は、平均27.2得点、7.9リバウンド、7.0アシストをマークした。 最終年に年棒が4660万ドル(約49億円)となる契約がまだ3年(最終年はプレイヤーオプション)も残っているため、実際にウェストブルックのトレードが実現する確率は低いと予想される。ただ、噂があとを絶たない状況からして、可能性がゼロとは言い切れないのも事実。リーグ屈指の司令塔は、32歳となって臨む2020-21シーズンを新天地で迎えることになるのだろうか。

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