トロント・ラプターズのルーキーのテレンス・デイビスが、婦女暴行と悪意のある迷惑行為の容疑で、ニューヨーク市内で逮捕された。『AP通信』が報じている。 10月28日(日本時間29日)に警察の広報が発表した内容によると、事件は27日(同28日)の夜にマンハッタンのミッドタウンにある高層マンションで発生。警察に届け出た20代の女性は、恋人であるデイビスの元を訪れた際に、口論になったと証言しているという。 そこで女性は顔を叩かれて目を負傷。さらに彼女のスマートフォンの画面はデイビスによって破壊されたと、ソフィア・メイソン刑事が声明文を発表している。 『AP通信』によると、ラプターズはこの事件を認識しており、現在は詳しい情報を集めている段階と話しているそうだ。 ミシシッピ大出身の23歳のデイビスは、2019年にドラフト外からラプターズに入団。無名ながら1年目から72試合に出場し(4先発)、平均7.5得点、3.3リバウンド、1.6アシスト、FG(フィールドゴール)成功率45.6%、3ポイント成功率38.8%という好成績を残してオールルーキー2ndチーム入りを果たした。 さらに、オーランドのバブル(隔離地域)で開催されたプレイオフでも6試合で、平均7.2得点、2.2リバウンド、1.2アシスト、FG成功率48.3%、3ポイント成功率42.1%とベンチから活躍。来シーズンは更なる躍進が期待されるだけに、事件の詳細が気になるところだ。