カーメロ・アンソニー、古巣ニックス復帰説に現実味!? 親友クリス・ポールの動向が鍵と地元記者指摘

ニューヨーク・ニックスはトム・シボドー新HC(ヘッドコーチ)を迎え、再建、そして強豪復活を目指す。トレードによるクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)の獲得が頻繁に囁かれるなか、カーメロ・アンソニー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)も古巣復帰を検討する可能性があるという。 アンソニーはヒューストン・ロケッツに所属していた2018-19シーズン途中にシカゴ・ブルズへトレードされ、2019年2月に解雇の憂き目に遭った。9カ月以上も所属チームがない状態が続いたなか、今季開幕後にブレイザーズと契約。レギュラーシーズン58試合に先発出場し、平均15.4得点、6.3リバウンド、1.5アシストを記録する活躍を見せた。 ブレイザーズの“第3の男”として復活を果たしたアンソニーは、今季限りで契約満了となる。プレイオフ1回戦敗退後には、「来シーズンもポートランドにいられることを祈っている。自分の居場所を見つけた。この組織、そしてチームメイトと上手く馴染むことができ、彼らも僕に馴染んでくれた。このチームこそが最も自分に合っていると思う」と残留を希望するコメントを残していた。 そのなかで、『ニューヨーク・ポスト』のマーク・バーマン記者は、「カーメロ・アンソニーはニックス復帰の準備をしているかもしれない」との見出しでレポートを展開。ニューヨークを拠点に活動するトレーナーのクリス・ブリックリー氏が、アンソニーがミッドタウンのジムでシュート練習に励む映像がSNSに上げていることに触れつつ、このように見解を述べている。 「クリス・ポールがトレードでニックスに行く場合、アンソニーがそれに続きたいと思う可能性が高いと言われている。2人はNBAで一緒にプレイすることを夢見て、(2018-19シーズンには)ヒューストンでのコンビが短命に終わった親友同士だ」 ニックスのレオン・ローズ球団社長は、かつてポールとアンソニーの代理人を務めていた人物。今年3月に現職就任後、元クライアントであるポールの獲得は囁かれ続けており、ジュリアス・ランドルをトレードの駒とする場合、スモールフォワードとパワーフォワードの補強が必要になるが、どちらもアンソニーの対応可能なポジションとなっている。 もっとも、バーマン記者によれば、「ポール獲得が実現しなくても、ローズ球団社長はアンソニーの復帰を快く受け入れる」構えだという。 アンソニーは今オフ、2017年以来となる故郷ニューヨーク凱旋を果たすことになるのだろうか。

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