ボストン・セルティックスは、9月27日(日本時間28日)に行われたマイアミ・ヒートとのカンファレンス決勝第6戦に113-125で敗れ、シリーズ2勝4敗で敗退が決まった。 『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によると、セルティックスはカンファレンス決勝でヒートに敗れた4試合のうち、3試合で後半に崩れる傾向が見られたという。第6戦でも、セルティックスは第4Q(クォーター)に26-6のランを許している。
マーカス・スマートはカンファレンス決勝での敗退決定後、チームが終盤に失速した理由についてこのように語っている。 「相手のほうがアグレッシブだった。彼らは、自分たちがやりたいことをすべてやった。残念ながら、俺たちは彼らに対抗できなかった。しっかりと彼らのやり方に反応すべきだったが、そうできなかった。それは負けた理由の一部に過ぎない。俺たちは非常に良いチームだった。だから、ヒートのことを素直に認めるしかない。そして、自分たちの課題を洗い出して、来シーズンに向けて準備を整えないといけない」 敗退を受け止めるスマートだが、ヒートとのシリーズで唯一、序盤の戦いぶりが心残りだったと明かした。 「出足が悪かった。シリーズの出足も悪かったし、試合の立ち上がりも悪かった。だが、それ以外は何も言うことはない。俺はチームメイトを誇りに思っているし、自分たちの戦いぶりも誇りに思っている」 セルティックスは直近4シーズンでカンファレンス決勝に3回駒を進めたが、いずれもNBAファイナル進出を逃している。セルティックスがファイナルの舞台にたどり着き、優勝を手に入れる鍵は試合終盤の勝負強さかもしれない。