9月26日(日本時間27日)にロサンゼルス・レイカーズとデンバー・ナゲッツのウェスタン・カンファレンス決勝第5戦が行われ、117-107で勝利したレイカーズがNBAファイナル進出を決めた。この結果を受け。バスケットボールの殿堂入り選手であり、現在コメンテーターとして人気を博す“シャック”ことシャキール・オニールが、10年ぶりのファイナル出場を決めた古巣レイカーズを称えた。 レイカーズの勝利直後、解説者として出演する『TNT』の番組でオニールは、今年2月にヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントについて触れながら、古巣の成功についてコメントしている。
「(レイカーズのファイナル進出に)驚きはないよ。彼らはやるべきことをしっかりと遂行した。自分も嬉しく思う。我々は今年素晴らしい男(ブライアント)を失った。もしファイナルで勝つことができたら、それはより特別なものになるだろう」 またオニールは、ファイナルでの対戦相手について言及。ボストン・セルティックスとマイアミ・ヒートの2チームであれば、レイカーズはヒートとの対戦を望んでいると続けた。 「俺の心が、彼らはマイアミ・ヒートを望んでいると伝えている。情報源を明かすことはできないが、レイカーズがヒートと対戦したいのは知っている」 特にその詳細については触れなかったため、共演する解説者のチャールズ・バークレーに「情報源なんかないんだろ」と突っ込まれたが、オニールは「人々から認められた男が喋っているんだぞ」と返答。結局オニールの真意は分からずじまいだったが、今季におけるレイカーズとセルティックスの対戦成績が1勝1敗であるのに対し、ヒートには2戦2勝と負けておらず、数字上ではより相性の良い相手であるとは言える。 27日(同28日)に行われたイースタン・カンファレンス決勝第6戦にヒートが勝利したことで、結果的にレイカーズとヒートが対戦することになった今年のファイナル。望み通り? の展開となったレイカーズは、10年ぶりのリーグ制覇を果たせるのだろうか。