2016年のNBAドラフト1巡目全体4位指名でフェニックス・サンズに入団し、今季はミルウォーキー・バックスとゴールデンステイト・ウォリアーズでプレイしたクロアチア出身のドラガン・ベンダーが、イスラエルのマッカビ・テル・アビブと契約したと報道された。 ヨーロッパ人バスケットボール記者のネマニャ・ゾリッチ記者が、ベンダーの契約について以下のようなツイートを投稿している。
「速報:ドラガン・ベンダーがマッカビ・テル・アビブと契約した。ベンダーは、退団したクインシー・エイシーの代わりを務めることになる。クロアチア人のベンダーは、4年ぶりにテル・アビブに帰還する」 2014年から16年まで所属した古巣との契約が伝えられたベンダーだが、来シーズンもNBAでプレイする可能性を残っているようだ。 ヨーロッパのバスケットボール情報を主に配信する『TeamScout』のモーゼス記者は、ベンダーの契約内容について「ベンダーとマッカビ・テル・アビブの契約は3か月になる見込み。それ以降はオプションになるため、ベンダーはNBAに戻ることも選べる。その際は、クインシー・エイシーが同チームに戻ってくるかもしれない」と伝えている。 『NBC Sports BayArea』のドリュー・シラー記者は、ベンダーはマッカビ・テル・アビブとの契約によって当面の収入を確保できるだけでなく、NBAの2020-21シーズンが開幕するまでの数か月の間に高いレベルで経験を積むことができるとした。 22歳のベンダーは、これまでのNBAキャリア通算で1試合平均5.4得点、3.9リバウンドと伸び悩んでいるが、今年2月に10日間契約を結んだウォリアーズでは9試合に出場して平均9.0得点、5.9リバウンド、2.1アシストと、まずまずの活躍を見せていた。