元バックスの名手マイケル・レッド、古巣のクリス・ポール獲得案に賛成「間違いなく大きな違いを生み出せる」

かつてミルウォーキー・バックスで活躍した元NBA選手のマイケル・レッドが、ポッドキャスト番組『Brandon ‘Scoop B’ Robinson of Heavy』に出演。一部で噂に挙がっている古巣バックスがクリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)をトレードで獲得するという案に賛成している。 レッドはNBA入りした2000-01シーズンから11年間バックスに在籍。2004年にオールスターに選出され、バックスで通算578試合出場、1試合平均20得点を挙げたチーム歴代屈指のスコアラーの1人だ。

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今シーズン、ポールは下馬評の低かったサンダーをチームリーダーとして牽引。1試合平均17.6得点、5.0リバウンド、6.7アシストを記録し、35歳にしてリーグ屈指の司令塔であると健在ぶりを示した。 レッドはこの活躍も踏まえ、ベテランのポールについてこのように語っている。 「今年の彼は、ここ数年に比べると故障なく健康に過ごした。故障するか、どうかは時の運だ。今、同じ司令塔のEB(エリック・ブレッドソー)との契約は3年残っている。また、たとえクリス(ポール)を獲得できても1年後には去るかもしれない。それはサイコロを振るように不確かなものだ。しかし、トロントはカワイ(レナード)を残り契約1年で獲得し、リーグ優勝の成果を得た。そして、クリスは間違いなく大きな違いを生み出せる。今年の彼は素晴らしく、彼がまだ高いレベルでプレイできるか疑問視していた人々に実力を証明した」 レッドが言及するようにポールの現行契約は残り2年だが、2021-22シーズンはプレイヤーオプションのため、獲得できたとしても1年後に去る可能性はある。ただ、リーグMVPのヤニス・アデトクンボを擁するバックスは将来ではなく今の勝利を求めるべきであり、ポールなら確実にチーム力を底上げしてくれることは間違いない。

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