トロント・ラプターズのサージ・イバカは、左足首の捻挫により9月9日(日本時間10日)に行われるボストン・セルティックスとのカンファレンス準決勝第6戦の出場可否が当日の判断になると明かした。『The Canadian Press』のロリ・ユーイング記者が報じている。 9月7日(同8日)の第5戦で途中出場から7得点、4リバウンド、2ブロックを記録したイバカは、後半に左足首を捻挫したという。8日(同9日)の会見で左足に保護用の装具をつけて登場し、怪我の状況について語った。 「怪我をした瞬間は、まだプレイできると思っていた。今朝、少し状況が変わった。明日起きて様子を見てみよう」
『トロント・サン』のライアン・ウォルスタット記者によれば、保護用装具の着用は捻挫の状態に関係なく、ラプターズのプロトコルによるもの。現時点で第6戦の欠場が確定しているわけではないという。 ラプターズ加入4年目の今季、イバカはレギュラーシーズンで55試合(うち先発27試合)に出場して平均15.4得点、8.2リバウンド、1.4アシストを記録。ポストシーズンでは全9試合でベンチスタートながらチーム4位の平均15.1得点、8.2リバウンド、シュート成功率57.6%、3ポイント成功率38.5%と安定したパフォーマンスを披露してきた。 第5戦を終えてシリーズ通算2勝3敗と敗退危機に立つラプターズにとって、起爆剤的役割を担うイバカは逆転でのカンファレンス決勝進出に向けて不可欠。ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)は9日に行われる第6戦の出場に関して、「チャンスはあると思う」と語っている。