ジョーダン・ブランドが、ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンにとって初となるシグネチャーシューズを発売することが分かった。 『スポーツ・イラストレイテッド』のショーン・クレスト記者が伝えたところによれば、「Jordan Z Code」と名付けられたモデルが2021年初めにリリースされる予定だという。
ザイオンはナイキ製シューズを着用していたデューク大在籍時代の2019年2月、ドライブして踏ん張ろうとした際にシューズがソールから破れてしまって転倒。右膝を痛め、シューズに対して多数の批判が集まる事態に発展していた。 その後、2019年のNBAドラフトでペリカンズから全体1位指名を受け、“神様”マイケル・ジョーダンとナイキが展開するジョーダン・ブランドと契約を締結。7年総額7500万ドル(約80億円)は新人アスリートとしては破格の条件だった。 プレシーズンで右膝半月板を損傷して開幕に出遅れたルーキーイヤーは、今年1月にデビューを果たすと24試合に出場して平均22.5得点、6.3リバウンド、2.1アシスト、シュート成功率58.3%を記録。新人王こそドラフト2位指名のジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)に及ばなかったものの、アクロバティックなプレイでNBAに旋風を巻き起こした。 2019年のルーキーではワシントン・ウィザーズの八村塁も日本人選手として初めてジョーダン・ブランドと契約。今年8月にプレイヤーエディションモデル「Air Jordan 34 “Rui” PE」が日本国内限定で販売されている。ザイオンの新シューズも大きな注目を集めることになりそうだ。