ロケッツのジェームズ・ハーデン、スモールボールへの批判に反論「相手が7フィートかなんて気にしない」

ヒューストン・ロケッツと言えば、身長198cmのPJ・タッカーをセンター起用したスモールボールが特徴だ。極端なロスターゆえ、本格派ビッグマンを擁するチームに太刀打ちできないと見る声も多いが、エースのジェームズ・ハーデンは周囲の過小評価に釘を刺している。 第1戦はPJ・タッカーが身長208cmのアンソニー・デイビス相手に執拗なディフェンスでシュートをエアボールにさせるなど奮闘。25得点、14リバウンドこそ許したが、ジャベール・マギーやドワイト・ハワードら強力ビッグマンを擁するレイカーズに112-97で先勝した。

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両チームトップの36得点(3ポイント6本中3本成功)、5アシストと攻撃を牽引したハーデンは、識者たちが身長だけで判断してロケッツを過小評価することに疑問を呈した。『ESPN』がハーデンのコメントを紹介している。 「みんながなぜ俺たち(ロケッツ)が小さすぎると言い続けるのか理解できない。相手が7フィート(身長213cm)かなんて気にしない。大事なのは気持ちだ。俺たちには、スイッチして、違うポジションでプレイし、コート上でどんな異なる選手も守れる男たちが揃っている」 ロケッツは今季、トレード期限間際に平均13.8リバウンドをマークしていたセンターのクリント・カペラ(身長208cm)を放出し、ミネソタ・ティンバーウルブズからウイングプレイヤーのロバート・コビントン(身長201cm)を獲得。マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)の下で、スモールボール徹底に大きく舵を切った。 ハーデンとラッセル・ウェストブルックを中心に、1994-95シーズン以来の優勝を果たせるか、大きな注目が集まる。

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