8月30日(日本時間31日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ1回戦第6戦で、審判の足元に向かってボールを投げたダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチに対し、1万5000ドル(約160万円)の罰金処分を科したことを、NBAバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイ氏が9月2日(同3日)に発表した。 第3Q(クォーター)残り8分20秒の場面で、ゴールに向かってドライブインした際にオフェンス・チャージングをコールされたドンチッチ。コールされたあと、審判の足元に向かってボールを投げた行為が罰金処分の対象となった。ドンチッチは試合でも同行為でテクニカルファウルをコールされている。
また、同試合でドンチッチを激しく叩いたクリッパーズのマーカス・モリスにも罰金処分が科せられた。3万5000ドル(約370万円)というモリスの罰金額についてNBAは、それまでに積み重ねられたコート上での肉体的な衝突についての処分も加味されていると伝えている。 モリスは第1Q残り1分7秒の場面でドライブを仕掛けたドンチッチに対して両腕を振り下ろす形でファウル。この行為がフレグラント・ファウル2となりその場で退場した。 クリッパーズはタフなディフェンスが売りのチームだが、ドンチッチに対するモリスの必要以上にハードなディフェンスについては度々問題視されていた。